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執筆者の写真Naoko Okuda

マクロン大統領TV演説 ワクチン接種とデジタル証明提示の義務化

7月12日夜、フランスのマクロン大統領は、未接種者の間でのデルタ株急増を受け、


広義の医療従事者(当初予想されていた三師会・看護団体・介護士団体のみならず、患者・脆弱者・障害者と接する全ての職業従事者、これには付き添いやボランティア、病院・クリニック事務などの非医療系職員、消防士なども含みます。)へのワクチン接種義務と、9月15日以降、違反の場合の業務停止や減給など厳重処罰が視野に入れられています。


EU内では、イタリア、ギリシャに続く医療従事者へのワクチン義務化です。


更に、サニタリー・パス(ワクチン2回接種済みまたはPCR・抗原検査陰性証明及び罹患6ヶ月以内)の提示義務が強化されました。


来週水曜日、7月11日から50人規模以上の文化・娯楽施設で、


8月からは、飲食店やショッピング・センター、長距離移動の公共交通機関、医療機関で、利用客と従業員の両方に提示が義務付けられます。


このサニタリー・パスの提示義務は、12歳以上が対象ですので、フランス在住の皆様は、ご留意下さい。


尚、現行のPCR・抗原テスト無料は、10月以降、医師の処方箋のない検査については有料化となります。


本年初頭に接種済みの高齢者の方は、抗体値が下がっている事が予想されます。9月から3回目ブースター接種がスタートします。(既に一部の患者様には3回目接種がスタートしています。) 


パリ在住の皆様でご質問のある方は、奥田までお問い合わせ下さい。



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